『自分の時間を取り戻そう』byちきりんを読んだわよ

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『自分の時間を取り戻そう』を読んで、今私が直面している子育てと仕事の両立に関する悩みを積極的に解決していこうと思いました。

『自分の時間を取り戻そう』byちきりんを読んだわよ

こんにちワイキキ!ハワイ行きたい!

さて、先日、子育てしながら仕事をするのが辛い、とあくまで前向きな愚痴を吐露しました。
この本は実に今の私にとってタイムリーな本でした。

生産性を上げる方法

生産性、と言われてもピンとこない人もいるかもしれません。

私の場合は、次のように言い換えることができます。

自分のリソース(時間や体力)をかけたいこと – おもに子どもたちとの”楽しい”時間や自分のための時間 – にかけて、ストレスフリーになりたい。あわよくば、お金を効率よく稼ぎたい。

時間に追われる毎日に疲れ切っていた私ですが、次に引用する文章で少しわくわくしました。
今の私は、日々の生産性を高めるにはうってつけの状況におかれているんだわ!

インプットが簡単に増やせる環境においては生産性を高めようとはなかなか考えません。しかしインプットが減り始めると、途端に生産性を上げる方法を考え始めるのです。そうであれば生産性を上げるにはなにをすればいいでしょう?
生産性を上げるためにはインプットを減らせばよいのです。具体的には労働時間を減らす、家事や育児に使う時間を減らす、学生なら勉強時間を減らすことが、生産性を上げるのに役立つのです。

そして思い出しました。少し前に、旦那というリソースを投資して、家事育児という私の労働を減らすことで、私のリソースを取り戻そうとしていた時に作った毎日のTo Doリスト、名付けて”てんやわんやリスト”。

ちょっとこれ使って、家事の時間を減らしてみようと、自分も旦那もやらなくていい家事、を決めてみました。
定期的に必要になるものはAmazon定期便にして、

買い出しもネットスーパーにして、
家事は家事代行サービスに・・・などなど。

そしたら、44個あったTo Doが27個に減りました。
(To Doの個数は減るけど、時間について考察していないので、いまいち説得力がないような気もしますが。)

なるほど、やってみようではないか。
他にも生産性を上げる方法を本書の中でちきりんが紹介していたよ。

生産性の低い人は働かないでくださいという時代が来る

次に、私が恐れおののいた文章を引用しましょう。
“生産性の低い人を労働市場から排除するためのベーシックインカム論”についてです。

生産性の低い産業を守るために余計な規制を作っているような人-こういう人は働かないでいてくれたほうが、社会全体に生み出される価値が大きくなります。人気企業化を微罪(見せしめ?)で逮捕、起訴するような警察や検察官、粉飾決算をしてまで将来性も競争力もないビジネスに有能な技術者を投入し続ける経営者や、生産性を高める新技術の導入に全力を挙げて反対する既得権益者たち、。彼らも、社会に及ぼすその価値はマイナスです。
だったらそういう人には、今と同じだけの給与を払うので、働くのは止めてもらうーそうする方が社会全体としてはトクだということになります。

ベーシックインカムについての話を耳にするたび、いまいちそのメリットが掴めませんでした。

が、これを読んで、なるほどこういう側面もあるのか。
これは確かに、ベーシックインカム制度導入すべきでは、と思いました。

と同時に、自分も労働市場から淘汰されていく可能性について考え、鳥肌が立ちました。
私は仕事は続けたい派です。社会に、誰かに貢献したいと思っています。
でも、ボーッとしてたら労働市場から排除されてしまうのかもしれない・・・。
限りある大切な時間や体力をいかに大事なことに投入して、価値ある成果を出すか、まさに今訓練できる状況にいるってことは、ある意味ラッキーなのかな。

最後に

少し前に、とある新聞記事だかで、父、夫、部長と役割の多いイクメンがうつ状態になっている、という記事を読みました。

その記事を読んで、なんかモヤッとしたんですよね。職責の重さ、程度の差はあるかもしれないけど、誰だって、日々色々な役割を背負ってる。イクメンだけじゃない。

あれもこれもと真面目にやってしまうから、心まで疲弊してしまうんじゃないかな。
このイクメンがうつ病になる前にちきりんの本書を読んで欲しかった。

そして私は昨日、ZO-SAN PROSTYLE SERVICE という家事代行サービスに申し込みました。今まで及び腰だったんですけどね。

ちきりんの本て、こんな腰の重い私を動かしてしまうんだもの、凄いな…!

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