映画ナラタージュを見た感想

スポンサーリンク

昨日は、ナラタージュ舞台挨拶のレポートをお送りしましたが、今日は映画を見た感想です。個人的なものになりますです。ネタバレ無しで書いてみます。

映画ナラタージュを見た感想

こんにちわかめ〜。

原作を読んでいたので、あの小説がどう描かれるのだろう…という楽しみとちょっとした不安(監督に失礼…)がありましたが。

小説を映像化するのって、過去と現在をどう見せていくか、とか、言葉なしで、風景情景表情などなどでどう伝えるか、とか、なんだか小難しそうだわね、なんて冷静に見てた自分もいたかな。

総じて、有村架純さんが素敵。かわいい。素敵。不器用でまだすれてない高校生〜大学生の工藤泉を見事にキレイに表現していた。

松潤は…なんか…おじさんになったなーーー、って思いながら見てた。ごめんなさい。がたいも最近の松潤は太くなったよね。鍛えてるのかな、胸板が厚め。そんな風貌も、社会の先生、演劇部の先生を演じるのに一役かっていたような。そして、葉山先生のこれまた不器用なのかずるいのか、真面目で自責の念に駆られている、曖昧ではっきりしない男をモサーっと演じ切ってました。花より男子の道明寺とは真反対というか。それだけ松潤も演技が上手になったということでしょうか。(上からだな、どんだけだよ)蛇足ですが、今回の映画でも、松潤のビーチクはお目見えしておりました。

個人的には、坂口健太郎さんが小野っていうイヤーな男を素晴らしくイヤな感じに演じてくれていて、これもナイス配役であるのでした。

ただ1つだけ、残念だったのが、原作の中で私がとても感情を移入して泣き崩れたところ(泉も葉山も一緒に撮った写真を大切に持っているという場面)があるのですが、それは映画では場面として描かれていなかったところ。

ネタバレしないように書いているので、あんまり具体的にはかけないけど、運命って一体なんなんだろう、って思います。

ナラタージュは内容が割と若い子向け、な気がしますけど、

なんかこう、最近スレてるなー、綺麗なもの、純粋なことにちょっと触れたいなぁ、思い出したいなぁ、という大人も楽しめる作品だと思います。

(でもやっぱ、世間一般的には禁断の恋、らしい。私には、自分の心にうまく折り合いつけられない不器用な人たちの純愛、に見えました)

あと、やっぱり、映画だけじゃなくて、原作もおすすめです、ナラタージュは。

小説ナラタージュのチェックはこちらから