子どもが被害に会う事件のニュースを聞くたびに、
これはおそらく氷山の一角で、
今もどこかで泣いている子がいるかもしれない、と思います。
自分が子どもを持ってからは、
このようなニュースは聞くに耐えず、身体のどこががチクチクと本当に痛みを感じます。
どうにかして、自分の子はもちろん、
他の子どもたちの顔が曇らないように守ってあげたい、と思うのですが…。
色々と興味のあることを調べている間に出会ったのが”とにかくさけんでにげるんだ”という絵本です。
子どもが誘拐や性被害からどうやって自分を守るか、がわかりやすく書いてあります。子ども向けの絵本ですが、最後には、おうちのかたへ、というページもあり、
親が子どもに教えておくべきこと、性被害を受けた子どもが出すサイン、子どもが性被害を受けてしまったら…といったことも書いてあります。
性被害は女の子だけでなく、男の子もあうことが少なくないので、お子様をお持ちの親御さんは一度読んでみると良いかもしれません。
16年も前の絵本ですが、基本的な部分は現代でも十分に通用すると思います。
それにしても…なぜ、子どもに危害を加えてしまうような大人ができあがるのか、という点について知りたい、と思うのは私だけでしょうか。
日本の犯罪心理学はどれほど進んでいるのでしょうか…。私の知りたいことは、いつも報じられない…。
とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん)
- 作者: ベティーボガホールド,河原まり子,安藤由紀
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 1999/01/25
- メディア: 大型本
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