山下久美子さんの気持ちがなんとなくわかります。
みなさま、いかがおすごしですか。
人は心臓が止まり5分経過するとその救命率は25%程度なんだそう。
5分以内に心肺蘇生、10分以内にAEDによる除細動を行うと、
生存率は37%と可能性が高まります。
ちょっとした機会があり、AEDを使用した心肺蘇生法について
学びました。
簡単な流れとして…
1. 安全の確保
2. 意識があるか確認
・肩をたたきながら呼びかける
3. 周りに助けを求める
大きな声で助けを呼び、協力を求める。
協力者へ大きな声ではっきりと的確に119番を掛けるよう、AEDを持ってくるようお願いする。
4. 呼吸の確認
自分の耳を相手の口元へ持っていき、
・見て確認→胸元が上下に動いて息をしているか
・聞いて確認→吐息がきこえるか
・感じて確認→吐息が自分の耳にかかるか
5. 心臓マッサージ
6. AEDを起動
AEDを起動すると指示を出してくれるのでそれに従う。
使用上の注意点は…
・倒れている人が貴金属をつけている場合ははずすこと
→貴金属に電流が流れ、心臓にきちんとショックを与えられない。
電流が金属に流れ、金属に触れている皮膚が火傷をする場合も。
女性の場合、ブラジャーにワイヤーなど金属が入っている場合もあるので
なるべく取り除く。
・体毛が濃い人の場合は、AEDに同梱の除毛シートで除毛する
・倒れている人の身体の汗や水は拭き取る
・パッドを貼る位置に湿布など貼られている場合は、はがす
・ペースメーカーなどの機器が埋め込まれているようなら、
埋め込み位置から8cm程離れた場所にパッドを貼る
7. 救急車が到着したらAEDごと隊員に引き継ぐ
AEDに心拍などのデータが残るらしいので、それごとプロに渡します。
知っておくのと知っておかないのとではずいぶん違うなぁ、今回のような
チャンスを得られただけでもラッキーだな、と思います。
iPhoneからの投稿