旅にアクシデントはつきものです。
みなさま、いかがおすごしですか?
さて、ホノルルマラソン。
とりあえず、ゴールしました。
歩いてしまったけれど。
8時間もかかったけれど。
お腹は空くわ、
足は痛いわ、
背中は痛いわ、
暑いわ、
汗が渇いて身体が塩だらけだわ、
で
そりゃぁまぁフルマラソンはそんなに甘くなかったです。
スタートは朝の5時。
2時45分にはホテルを出た。
ホノルルズーから無料のシャトルバスがガンガンでてるよ。そんなに待つことなく、すんなり乗れた。暗くてわかりずらいかな。
スタート地点。スタート30分前くらい。
夜明け前のワイキキビーチ。
ビーチ沿いを走るのはあっという間に終わって、
山を登る。サンライズに遭遇。
実はもうこの時歩いてしまっていた。
ハイウェイに乗る前。
人がいっぱい!
ここから少し調子があがり、
ごぼう抜き笑
そしてハイウェイへ。
片道車線をすべて通行止めしていたので、安心して走れたよ。
それにしても単調な景色。
ハーフまではなんとか持ちこたえた感があるものの、
ここから先が長く辛い旅に。
歩いては走り、その先の長さに絶望を感じていた。
なかなか折り返しは見えて来ないし、
エイドは黄色のゲータレードのオンパレードで、
エアーサロンパスエイドも
私の火照り、痛みを増す脚には全く効かない。
歩けばその脚は女を忘れたがにまたで、
その痛みに耐えかねてか、無意識に出る苦しみの声。
ただ一つ明らかなのは、この脚で進まなければ帰れないということ。
折り返し辺りで見た山。
30kmあたりから、
1km歩いたら1km走ろう、とルールを決めて進む。
心の中では嵐のup to you を1人カラオケ。
30kmも後半では高級住宅街のカハラ地区を走る。
どうしたらこんな家に住めるのかな、
メンテナンス大変そうだな、
広過ぎて家族が家にいるかもわかんないだろうな、
などと痛い脚を前に出しながら考えていた。
すげー金持ちなんだろな。
最後、フィニッシュまで1kmは走り、
歩いている人にはかけていない声援を背中にうけながら、
はー!やっと終わる!!!
と、とても嬉しかったのを記憶しています。とにかく早く座りたくて、フィニッシュエリアで写真を撮るのをすっかり忘れていました。
歩くより、走った方が脚は楽で、
前に進めば必ずゴールにたどりつくのだ、
ということを改めて学んだ初フルマラソン。
マラソンというより、
歩き時々ジョギング、といった感じかな?
このホノルルマラソン、マラソンとはいうけれど、
多くの人が歩いてゴールしてたし、
制限時間はないし、
気分はとても楽チンだった。
終わった後にもらえたマラサダが、
揚げたてで、
超絶フワフワ、あつあつ。
お腹が空いて力の出ない身体に
温かく沁みた。
今度は歩かずにゴールしたいな。
お疲れした!
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