あの時、この人がどうしても気になる、お近づきになりたい、と感じたが、
あちらにとっては迷惑かも、と怯んだ私。
勇気を出して声をかけて良かったな、と思います。
ところで三連休初日の銀座はとっても人が多く、
産後、ろくに洋服を買いに行くこともできずにいた、きたきりスズメの私が、
(ネットで買えばいいじゃんて言わないで、その場で試着して買いたいの)
肌寒いのにベビーカーの子どもにフットカバーもせず、
可愛いおもちゃも付けず、
鞄をかけるフックも付けず、
子育て慣れしてない出で立ちのベビーカーを1人で押す姿は、
まるで1匹狼。
ユニクロでダウンが欲しかったのに、子どもがぐずり、
片手で子どもを抱き、片手でベビーカーを押しながらの買い物は不可能であった。
エレベーターの乗り降りはなんとかやりましたが、
建物の入り口の手動で開閉するドアは両手の塞がった私には無理で、無情にも通り過ぎていく忙しい人々ばかり。
そこにあらわれた聖母マリアのような方が、足をとめ、どうぞ、とドアを押さえてくださったはいいのだが、非情にも足を止める方はなく、押さえられたドアをすり抜けて行く人で通れない私。
やっとの思いで建物を出て、歩道を行くが、人の多さに道を行くのはたやすくなかった。
きっと、私が銀座に見合う風貌であれば、堂々と闊歩できたであろう。
そして、素敵な母であることは、子どもも嬉しいはずである。
前にも書いたが、小綺麗なママになるために努力が必要なのである。
そして、小綺麗な人には人は親切なのである。