脳内で食べたいと思った美味しいはずの食べ物が、
実際に食べてみるとそうでもない、っていう事件が最近多発しています。
みなさま、いかがおすごしですか。
今、林真理子さんの”野心のすすめ”を読んでいます。
私はその昔、宣伝会議が主催する編集ライター講座、というものに参加していたことがあるのですが。
そこで教えてくれた先生が、同じく宣伝会議が主催するコピーライター講座を受講していた時代
の林真理子さんをご存じのようで、
その時の林さんの印象を
“天才”
と語ってたことが忘れられません。
“野心のすすめ”の中で、林さんは、
“人は自覚的に「上」を目指していないと、「たまたま」とか「のんびり」では、
より充足感のある人生を生きていくことはできないのです。”
とおっしゃっており、
林さんがどういう心もちで野心を滾らせて、今のポジションを確立されたか、
どうやって野心を滾らせたのか、
林さんの半生を振り返りながら語られております。
半ば説教じみている、と林さんご本人も重々理解しつつ、
excuseしながらも語っているため、
それほど説教されていることを感じることはありません。
これまで読み進めてきた中で、心に残ってしまって仕方ない部分があります。
“ちゃんと実際にアクションを起こして、何かに挑戦していないと、ご褒美を
もらうことはできないんですけどね。”
という部分。
今まで自分が目を逸らしてきちゃってたかもなぁ、と
ドキドキしてしまいました。
林さんの戦略性とたゆまぬ努力に圧倒される1冊だと思います。