「ちょっとしたストレスを自分ではね返せる子の育て方」を読んだわょ

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こんにちわらしべ長者

 

昔、お父さんは心配性っていう漫画が、りぼんで連載されていましたが、
何を隠そう私については、お母さんは心配性、という漫画が描けそうな程度には悩み苦しんでおります。
日々伝えられる悲しいニュースに自分の子どもを重ねることも少なくありません。
起きてもいないことに不安になり、夜も眠れなくなることもしばしば。
つい先日、起きてもいないことに思いを馳せるより、今を一生懸命生きろ、というもっともなことを誰かのブログで読んだばかりだったのに。
ただ、悶々と考える中にも、子どもには、適切な人に助けを求めながらでも、試練を自分の力で乗り越えられるように育ってほしい、と思うところはありました。

そんな時に、こんな本を見つけました。

ちょっとしたストレスを自分ではね返せる子の育て方

ちょっとしたストレスを自分ではね返せる子の育て方

 

 

この著者の土井さんという方は、実の親から虐待を受けたり、発達障害が理解されずに成長し、これらの結果非行に走る、問題行動を起こすなどしてしまった子の里親をされている方です。
医師や臨床心理士などと連携をとりながら、治療的里親として活動されている土井さんのような方は稀なんだとか。
多くの非行少年たちを里親として日々接していらっしゃる方の視点は、なかなか興味深いものでありました。

また、日頃、自分の子どもに”もうなんでこの子はこうなんだろう”、と思う部分にも、説得力のあるご意見、今すぐ使える子どもとの効果的なコミュニケーション方法などがあり、非常に実用的でもありました。

私は、自分もこう感じているから、相手も同じようなことを感じているはずだ、と思いがちなところがあります。
でも、そうじゃない。子どもは別人格の1人の人間。
日頃からよく観察し、変化に気づいてあげられる、そしていつでも頼って来なさい、と大きく構えられる親でいたいなと思いました。

ただし、親の過干渉も子どもの問題行動を誘発するようなので、
放任と干渉の間、でバランス取りながら出来るといいなぁ・・・。