笑いのめす

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この間、立ち読みしていたら、塩野七生(しおの ななみ)さんの最新刊、『逆襲される文明 日本人へⅣ』を見つけました。

そこでなんだか元気の出る言葉を見つけたんです。

笑いのめす

こんにちわっつあっぷ。

秋だからでしょうか、食べても食べても食べても、まだ何か食べたいんです。どうしたらいいのでしょうか。

さて、塩野七生さんの本で見つけた、元気の出る言葉。

それは、”笑いのめす”、です。

塩野七生さんは、イタリア在住の歴史小説家でいらっしゃいます。塩野さんの『日本人へ』シリーズは、

日本の外から、

日本人が、

世界情勢を鑑みながら、

過去の歴史を鑑みながら、

今の日本について意見を述べる、

ところが私には非常に興味深いのです。

今回の『日本人へⅣ』、の中で、”女たちへ”、という章があるんです。

その中で、イタリアの前レンツィ内閣の閣僚の過半数が女性を起用していることを引き合いにだし、

日本では重要なポストに女性を起用して、失敗したら、これだから女は、だとか言う男たちばかりだ、と言っています。

重要なポストに就かせて、どんどん自分の能力を試すようなことをさせないと、女性活用なんてちゃんちゃらおかしい。

女たちは、男たちのそういう、”だから女は”、みたいな批判や嘲笑を笑いのめしてしまいましょう、

と言っているんですね。

打ちのめす、とか、叩きのめす、といった言葉より、

笑いのめす、

の方が、かっこよいな、とおもったんです。

きーっ!なんなのよ!って髪ふりみだすと、特に女は、オニババ、とかヒステリックババァとかすぐ言われますし。

やり返すと自分の手が汚れますし。

笑ってしまって、相手をのめす。この、笑える余裕がある、ことを見せつけて、相手に実はじわりダメージを与えちゃってる、というスマートな戦法。めっちゃかっこいい。

それで、あぁ!これはなんて良い言葉なんだろう!って元気が出てきちゃったんですよね、私。

そう、なんか嫌なことあっても、笑いのめす。

結局笑う門には福が来ちゃったりもして、一石二鳥かもしれないね。