読んだ本の数:3冊
読んだページ数:688ページ
ナイス数:21ナイス
朝5秒の鏡の魔法 その無難な服では稼げません!の感想
見た目の重要さは色々なところで言われているのでわかってはいたのですが、この本は更に一歩突っ込んでいてとても参考になる。非常に嬉しいと感じたのは、年間通して何を何着とか、何セットとか具体的なところ。何をどうしていいか、この年にもなってわからず、恥ずかしくて誰にも聞けなかった私にはまさに救世主。どこのブランドがどういうコンセプトで、どういった印象を与えるか、というマトリックスまでついていて、この本ほんとすごいです。読後のアクションプランは、自分がどういう印象をもたれたいか言語化すること。
読了日:9月22日 著者:しぎはらひろ子
なぜフランスでは子どもが増えるのか -フランス女性のライフスタイル (講談社現代新書)の感想
フランスでは19世紀末から出生率を上げるため、色々と政策をとっていて、それが半世紀かけて実り、出生率の上昇と安定、及び数々の手当が整備されている今に至るようである。フランスでは日本と違って、母親は母親らしく子どもとずっといなくちゃだめ!みたいなプレッシャーはなく、また、子どもを持っても働ける制度が整っているので、専業主婦はほとんどいないらしい。これを読むと、日本もかなり遅れてるけど追随してるのでは、という印象。とてもわかりやすい章立てで、数字やデータも出てくるので信ぴょう性も高いと思われる良著だと思う。
読了日:9月19日 著者:中島さおり
フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密の感想
フランスのに住むアメリカ人の著者が周りのフランス人の母親が子どもにどう接しているか、を個人的に観察、洞察して書いている本。あまりファクトとしてのデータが出てこないので、あくまで著者の見える世界の話。でもね、とても興味深い。フランス人の母親は、自分の楽しみやおしゃれを子育てがあるからといって決して諦めたりしない、自分の人生を犠牲にしたりもしない。自分も子どもも一個人、としてクールに関わっている。子どもの学力、いじめや子どもの犯罪率などといったフランスの子どもに関するデータがあると良かったのだけど…
読了日:9月11日 著者:パメラ・ドラッカーマン
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