【本】 2010年に読んだ、印象に残った本10冊

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2011/1/2追記しました。A3のところ。※印で始まるところ、追記。

150冊程度しか読めなかったけれど、その中でも印象の強かった10冊を選んでみた!
毎年個人的な10大ニュースとかやってるけど、なんか今年ってあまりニュース的なサムシングはなかったし。
来年は、200冊以上読みたいなぁ。うむ。

【ベスト5】

1.沈まぬ太陽(山崎 豊子)
山崎豊子さんの鋭い洞察力に感動しました。圧倒されました。

2.小さいおうち(中島 京子)
まるでその時代に生きていたのかのような、詳細な描写にあっというまに引き込まれた本。温度とか匂いとかがフッと自分を取り巻くような瞬間を体験した本です。最後は切なさに多泣きしました。感情移入が激しかった気がします。

3.日本人へ(塩野 七生)
イタリア在住の著者が、外から見た日本を好き勝手に厳しく評しているのだが、日本に住んでいる自分には気づけない部分が多く語られていて、非常に興味深かった本です。
世界の中の日本、をもっと意識しようかな(できてないけど)と思えました。

4.残念な人の思考法(山崎 将志)
これを新入社員の時に読みたかった、と思った本です。自分は残念な人だったどうしよう、と手に取りました。社会人の基本が簡潔にまとめてあって、これまでの間違っていなかったことも間違っていたことも、再確認できました。

5.テレビの大罪(和田 秀樹)
テレビのバイアス、情報操作に不信感を募らせていた時に、手に取った本です。かなり過激な意見を著者は言っている(テレビは殺人マシーンだと言っている)ので、すべてを鵜呑みにするのは危険だけれども、非常に参考になり興味深かった本です。
これを読んでからテレビの情報は大体疑ってかかるようになりました。
また、ニュースの裏側、というか本質は一切テレビでは語られないことにも注意を向けるようになりました。

【その他5冊】
・金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った(安部 芳裕)
超こわかった。オカルトっぽいけど。
・A3(森 達也)
これも超こわい。何が怖いって、日本国が。(オウム事件の麻原裁判について、割と麻原擁護的な視点での記録)
※擁護的って誤解されると困るので、ちょっと書き足すと。
彼の犯したことに対する擁護ではまったくないの。著者はあくまで真実を明らかにすべき、という立ち位置から、正当に裁判がおこなれていない、という意見。そういう意味で擁護的と言いました。)
・運のいい人、悪い人(リチャード ワイズマン)
「私ってラッキー」と思い込むことが運が良くなる第一歩。
・人を見る目がない人(植木 理恵)
使える情報がいっぱい。
・告白(湊 かなえ)
最後にあっと驚かされた本。こわかったな。

恐かった本多いね(笑 皆さまのお勧めをおしえてくださいまし。
来年は読女になるぜ!