読書メモ『戦略子育て: 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方』三谷宏治著。

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著者は、ボスコンとアクセンチュアで経営戦略コンサルタントとして活躍していた方。

今後AIやロボットと共存していく時代に必要なのは、「試行錯誤で新しいものを生み出す力」を持った人材であると主張しています。

そのための戦略をご自分の子育ての経験を交え、また育てられた側の後日談も一緒に提案している一冊です。

 

著者のご家庭の子育ては、色々と子どもと一緒に試行錯誤してこられたようです。とてもじゃないけど、うちの家庭で果たしてできるだろうか、と不安になるほどではありました。

先日ご紹介した『AI vs.教科書が読めない子どもたち』と合わせて読むと面白いかもしれません。

子育てに不安すぎて、手当たり次第に色んな本を読んでまして、お恥ずかしいですが、

備忘録的な感じでこちらに読んだ記録を残しておこうと思います。

 

読書メモ

・試行錯誤に必要なのは次の3つの力、発想力、決める力、生きる力

・親は子どもに答えを与えるのではなく、考え方であり、調べ方を与える

(学習塾に行くことも自分で調べて、自分で選択肢を絞り、決めてから親に相談してきた)

・親は子どもの話を良く聴くことが大切

・過保護過干渉にならない

・子どもをヘルプでなくサポートする

・子供には多くの制限を与え、大人は自由を満喫し、早く大人になりたい、と子どもに思わせる

・子離れする

・小言の3倍褒める

・人間として許すことのできないことをした時は叱る

・我が家のルールを無視したり背いたりした時は叱る

・過去のことを掘り返して叱らない

・家族のルールを決める

・子供たちが嫌がるのは、親の気分で叱られたり叱られなかった褒められたり褒められなかったりすること

・具体的になるべくすぐ褒める

・小さなことでも褒める

・子供の価値観もしくは共通の価値観で褒める

・兄弟姉妹を比べない対等にする

・仲が良い方が得にして喧嘩の仲裁はしない

・遊びは与えず子供たちを暇にすること

・お小遣い制で意思決定訓練と創意工夫の練習

・お小遣いは何に使ったかいちいち聞いてはいけない

・自分の甘さを他人にも押し付けている真面目で親切な人に引っ張られない。

・察しの悪い親になって子供に伝えさせる

・1分で今日の出来事や感想をスピーチしそれにもありが1つずつ質問すると言うスピーチ合戦

・手伝いは小間使いではなく係としての家業家事分担

・家族のイベントを子供に任せる親が決めるのは日時と予算だけ

・反抗期にはあらがわないただ待つだけ

・18歳からの一人暮らしが子供を大人に変える

・自分で考えやってみて失敗して覚えさせる

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