先日、遅ればせながらリンダグラットンさんのLIFE SHIFT-100年時代の人生戦略を読みました。
人生80年なんて言われていたのはいつの話か。いまや、人は悠に100歳まで生きる時代となっているようです。
人生80年だった時代は、就職して、同じ会社で定年まで働いて、残りの人生あと数十年遊んで暮らすか…と、まぁ言い方悪いですけど、逃げ切れる人生なわけですよね。くそー、逃げ切り世代めー!
ところが、私はもうすぐ40歳(げー)ですが、我々より若い世代はそうもいかなくなるってことなんですよね。ちっ、割に合わねー。
本書では、100年生きるとして、どう戦略的に生きていくかを提言してくれています。
ポイントは、人工知能が人間の仕事に代わると我々の仕事はどうなってしまうのか、ってところと、3つにカテゴリ分けされた無形資産の管理について述べられているところなのかなと思います。
仕事の未来
人工知能が人間の仕事を代わるようになってくると、人間固有の能力を発揮できる人が重宝されることは明らかです。本書では、人間固有の能力を、”複雑な問題解決に関わる能力” 例えば、専門知識、帰納的推論の能力、コミュニケーションスキルといったことと、”対人関係と状況適応能力”と言っています。あっひゃー。コミュニケーションスキル・・・弱いんだよなぁ私。場数踏んで伸ばしてくしかないかなぁ・・・。
無形資産その1 生産性資産の管理
無形資産その2 活力資産の管理
無形資産その3 変身資産の管理
さいごに
”重要なのは、今変化を予期して行動すること” なんですってよ、奥さん!本書では金融資産のことも書かれていて、行動が大事よねってことで、読み終わったあと、ひふみ投信を始めてみました。(代表の藤野英人さん大好き。)
能力は後天的に身につけられる、と今からでも遅くないと禿げ増され、じゃなくて、励まされもしました。私は保守的で、新しいことに二の足を踏むことがよくありますが、まだまだ長い人生、行動して失敗して学んで軌道を修正していく、スパイラルアップの大事さを改めて突き付けられました。
なかなか後を引くアメイジングな本でありましたですよ。気になった方は、こちら↓からどうぞ。