七合食玄米デトックスを10日間やってみた

玄米だけで10日間過ごす、ということをやってみました。その壮絶な（嘘です）記録です。

そもそも七合食ってなに？

玄米ご飯のみでおかずなしの食事のこと。

七合食　玄米デトックスのやり方

✔︎寝かせ玄米（玄米、小豆or雑穀、塩）のみで10日間過ごす
✔︎ごま塩はOK
✔︎飲み物は水かほうじ茶、番茶、麦茶、玄米茶のみ（ノンカフェイン、ノンカテキンに限る）
✔︎もちろん、酒もガムもアメもなし。とにかく上記のものしか口にしない。
✔︎寝かせ玄米を食べる量や回数はいくらでもOK（目安は1日600g）。断食ではない。
✔︎どうしても玄米を食べられなくなってしまった場合は、梅干し、玄米甘酒はOK。
✔︎ひと口最低30回噛む。理想はひと口100回。
✔︎1日40分以上歩く。
✔︎タバコはやめられるならやめてみる。
出典：好きなものを食っても飲んでも一生太らず健康でいられる寝かせ玄米生活
荻野芳隆著

なぜやってみようと思ったのか

ちょうど年明けに森拓郎さんの本を読んでいて、今の私が痩せるには、甘みを旨みと勘違いするこの味覚をリセットしなくてはいけないのね、と思っていたところでした。そんな時に七合食玄米デトックスを知ったのです。この10日間のチャレンジで、甘いものを取りすぎない生活にして、自分が減量のステージに上がれればいいな、ついでにちょっと体重も落とせれば儲けものかな、くらいの気持ちで挑みました。

実録！七合食玄米デトックス10日間

1日目　木曜日

朝：玄米1膳

朝2: 会社で玄米おにぎり1/3

昼：玄米おにぎり1/3

おやつ：玄米おにぎり1/3と梅干し、玄米セラピー2袋

夜：玄米餅にゴマ塩をつけて

運動：ウォーキング12,463歩

2日目　金曜日

頭が痛い。肉が食べたい。自分で炊いた玄米（作り方はこちら）はうまい。

朝：ごま塩玄米おにぎり半分

昼：ごま塩玄米おにぎり半分と梅干、玄米セラピー

おやつ：玄米セラピー

夜：ごま塩玄米半膳と玄米餅にゴマ塩をつけて

運動：ウォーキング13,720歩

3日目　土曜日

体中が痛い。

朝：結わえる玄米（ナチュラルローソンにて購入）と玄米セラピー

昼：玄米セラピー

おやつ：玄米セラピー

夜：玄米餅にゴマ塩をつけて

運動：ウォーキング12,401歩

4日目　日曜日

脚がいたい。ウォーキングの速度が出せない。

朝：ごま塩玄米1膳

昼：玄米セラピー

おやつ：玄米餅と玄米セラピー

夜：ごま塩玄米半膳、ごま塩自家製寝かせ玄米半膳、しょうがの甘酢漬をつまんでしまった！

運動：ウォーキング10,572歩

5日目　月曜日

マイナス1.7kg。この頃から気分的にも勢いづいてきた気がする。

朝：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

昼：ごま塩自家製寝かせ玄米と玄米セラピー

おやつ：玄米セラピー

夜：ごま塩自家製寝かせ玄米と大根の煮物の大根をつまむ！

運動：ウォーキング11,925歩

6日目　火曜日

気分爽快。

朝：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳と玄米セラピー

昼：ごま塩自家製寝かせ玄米200gのおにぎりと梅干

夜：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

運動：ウォーキング12,013歩

7日目　水曜日

もう少し続けられそう、とか勘違いしそうになる。

朝：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

昼：ごま塩自家製寝かせ玄米おにぎり200ｇと梅干し

おやつ：玄米セラピー

夜：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

運動：ウォーキング8,904歩

8日目　木曜日

朝：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

昼：ごま塩自家製寝かせ玄米おにぎり200gと梅干

おやつ：玄米セラピー

夜：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

運動：ウォーキング12,665歩

9日目　金曜日

朝：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

昼：ごま塩自家製寝かせ玄米おにぎり200gと梅干

おやつ：玄米セラピー

夜：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

運動：ウォーキング8,177歩

10日目　土曜日

朝：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

昼：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳と玄米セラピー

おやつ：玄米セラピー

夜：居酒屋でやりたい放題してしまった！前々から決まっていた飲み会だったので仕方ない！

運動：ウォーキング6,609歩

11日目　日曜日

本当はこの日はもう明けていたのに、まちがってデトックス生活をしてしまった。

マイナス2.5kg

朝：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

昼：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳と玄米セラピー

おやつ：玄米セラピー

夜：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

運動：ウォーキング15,464歩

七合食明けの回復食1日目

朝：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳

昼：ごま塩自家製寝かせ玄米おにぎりと梅干

夜：ごま塩自家製寝かせ玄米1膳とお味噌汁！

以降、1週間ほど回復食が必要なようだけれども、ざっくり質素な食事を意識して過ごしただけとなりました。

七合食玄米デトックスをやってみて

やってみて本当によかったな、と思っています。砂糖依存になっていた味覚をリセット、できたのかはわからないけれど、甘いものを口にする前に「いや、まてよ」と、とても慎重になる自分がいます。

そして、自分で料理をして、おいしいものを作りたい！という思いも強くなりました。デトックス中は、料理本を見ては、これが明けたらこの具沢山味噌汁作ろう、この生姜豆乳スープ作ろう、胸肉でこれ作ろう…と生唾を飲み込みながら考えていました。
不思議と、あのお菓子を食べよう、ケーキを、ドーナツを食べよう、とは思わなかったのです。

とにかく、自分が口にするものに対するマインドが変わったことがとても大きな成果かなと思っています。

実は以前今回の玄米デトックスみたいに、〇〇だけですごす、といったチャレンジを3日間したことがあったんです。あの悪夢のジュースクレンズ3日間あの悪夢のジュースクレンズ3日間です。この時は、低血糖状態になるわ、貧血がひどくなるわで二度とやるかボケェ！とちゃぶ台をひっくり返したのです。そんなこともあったので、この玄米デトックスを始める前に、”大丈夫かな”と不安だったのですが、杞憂でした。

おなかがすけば玄米であれば食べても良かったのが継続できたポイントです。この後に紹介しますが、玄米セラピーという玄米と塩だけのおやつや、玄米甘酒、玄米餅にも助けられ、無事に完走できました。

これからは、『寝かせ玄米生活』にも書いてありましたが、たまには快楽食も食べてよし、なので、ハレとケの食事のメリとハリをつけながらバランスよく、楽しく生きていこうと思います！！