2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:888ページ
ナイス数:28ナイス
「リスク」の食べ方: 食の安全・安心を考える (ちくま新書)の感想
主に食物の放射能汚染について何と言っているのかが知りたくて読みました。”福島県の食品が放射性物質のモニターをしており、基準値をクリアしている限り、その食べ物を食べることに過度に否定的になることはない”とありました。でも、基準値のクリアに不正がないことなんて誰かが嘘ついてたらわからないよね、っていうのが正直な感想。でもね、本書を通じて全体的に著者が言っているのは、ゼロリスクの希求ではなく、リスクから目を背けず、そこから逃げず、リスクを引き受けるというやり方、これが本当に生きるってことなんだってことです。
読了日:7月31日 著者:岩田健太郎
交渉プロフェッショナル (NHK出版新書 417)の感想
環境問題に興味のある方はとてもとても面白い本ではないでしょうか。次期国連事務総長と言われていたセルジオデメロとのエピソードはとても興味深かった。また、国連のミッションをとても重要なものと切に感じた。最後の方に、交渉術として、最初から完全無欠な案を提案しない、飲みニケーションによる情報収集、など具体的に紹介もされています。
読了日:7月28日 著者:島田久仁彦
上昇思考幸せを感じるために大切なことの感想
プロってメンタルの管理を怠らないんだな〜。メンタルが良くないとフィジカルを最高潮に持っていけない。心の余裕、動じない心、そして感謝の気持ち。日本代表ともなると、心も身体も一流…。長友選手は家系がアスリート系で、ただ産まれ持った資質以上に、どM…。高校生の頃の彼の自らの追い込みといったら…すごい…。日本代表になる人の人となりを少し覗ける興味深い本でもあります。彼のおばあちゃんの言葉、”失敗を恐れて何もしないでいては、生涯失敗ばかりになります。”は響くな〜。
読了日:7月25日 著者:長友佑都
人生は、見切り発車でうまくいくの感想
初めからでっかい成功を打ち上げるために、机の前であーでもない、こーでもない、なんてやってないで、”さっさとやっチマイナ!”ということです。とにかく動いて、失敗して、修正してまた動いて、失敗して…とだんだんと成功に近づく。見切り発車する時に、自分がかっこいいと思う方を選ぶ、とか、嫉妬という感情が自分の進みたい方向を教えてくれる、といった工夫は参考になります。また、見切り発車して失敗した時に、その失敗を公開する、のは目から鱗。私は恥ずかしくて隠してばっかりいた…公開した方が助言や協力を得られやすいのだとか。
読了日:7月4日 著者:奥田浩美
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