いつだって隣の芝は青いわけだけれど。
そう思うたびに、今の自分の置かれている状況は、自分が選んできた結果なのだ、と言い聞かせている。
失職女子、という本を読んでいますが、これを読むと、生まれ落ちる環境については自分が選んできた結果、とはとても言えません。人生というのは自己責任だけでは語り尽くせないものだと感じます。
この本、内容はヘビーですが、タッチがかなりライト。(実際著者はそうなるように書いていますが)悲愴感をうまく隠しているので、どんよりと感情移入しすぎることもないです。
それにしても著者の壮絶なる歩み、脱帽です。これからの彼女の人生が楽なものであるようにと切に思います。