努力不要論はとても興味深かったな~。実は努力不要論の中に、木嶋のことが出てくるんだよね。だからって木嶋の本を読んだわけじゃないの。だから努力不要論で木嶋の名前を見たときは、ちょっとびっくりした、今月は木嶋づいてるな、ってね。
努力不要論の中で、木嶋について書かれていたのは、彼女は自分の見てくれが相手にどういう感情を抱かせるかをよく理解していた、ということ。これを巧みに利用してあのような事件をおこしていったのではないか、と書かれていたっけな。
2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1435ページ
ナイス数:43ナイス
努力不要論――脳科学が解く! 「がんばってるのに報われない」と思ったら読む本の感想
http://rukakobuta.hatenablog.com/entry/2015/02/19/234508
読了日:2月21日 著者:中野信子
別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判の感想
とりあえず衝撃的な御表紙。こちらの著者、東電OL殺人事件のルポも書かれた方なのですね。そういえば読みましたよ。この著者、本書の中で感情丸出しで、そこについ笑ってしまった。事件の重さと対照的で、デブだのブスだのちょっと子供じみた批判というか。幼い頃の誤ちを周りがもみ消したせいで調子付いたあげくのこの結果・・・という印象が拭えない。
読了日:2月18日 著者:佐野眞一
コラプティオ (文春文庫)の感想
汚くてなんぼの政治、ってか。感じたことを2点。まず、本書には汚職まみれの政治家ばかりか思いきや、国民の事を忘れない側近もいることが書かれていますが、実際はどうなのかな、ってこと。いてくれるといいのだけど…。もう一つは永江明さんの後書きから。先生、先生と呼ばれ続けていると、やがて自分を先生と呼ばない人にムッとするようになるという。先生という言葉の裏にある、誰かに力を行使することの快感…。学校の先生はどうだろう。これが子どもをダメしている可能性はないかな、とフッと子どもを持つ身としては感じてしまった。
読了日:2月5日 著者:真山仁
対岸の彼女 (文春文庫)の感想
読ませるな〜…。1人でいる方が楽だよ。ある時からそうやって孤独を選ぶようになったよ。傷つきたくない、煩わしい思いをしたくない、面倒な事は嫌だ、そうやってね、自分が可愛いだけの幼稚な部分から抜け出せてない。もういい年なのに。このままでいいのかとインターネットを検索して出会った直木賞受賞作品。途中までは、この本からは何かを得る事はないだろうと思っていたけど…人は出会うために歳を重ねるんだということを教えてもらいました。
読了日:2月2日 著者:角田光代
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