2月に読んだ本をまとめました

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便秘と肥満の間

こんにちわっつあっぷ。

最近の私といいますれば、
ブログもろくに更新せず、
部屋は汚くて、
ランチ時の冒険を食べログ冒険の書にしたためるのにはまっていて、
妊娠出産子育てへの自己責任論にすこぶる腹を立てています。
腹の立ち具合をブログにしよっかな~とか思いましたけど、
どうしてもロジカルにまとまらず、
ただの感情論におさまってしまい、感情論を振りかざすくらいなら
記事になどすることないわね、と勝手に自己完結で終わるなどということもありました。

また、最近特においしいと思うのは、おかめ納豆の国産大豆納豆です。
そして、万田酵素は便秘によく効くということも学んだりしています。

さて。2月に読んだ本をまとめました。
ピカイチなのは残穢(ざんえ)ですね。
最近毎日パッとしねぇな~なんか刺激欲しいな~って人にですね、
是非ですね、読んでもらいたいですね。夜眠れなくなるほどの刺激がそこにございます。

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1578ページ
ナイス数:41ナイス

はだかんぼうたちはだかんぼうたち感想
貪るように読んだ。世界観も好きだし、登場人物の近い未来がどう変わっていくのか気になって仕方なかったから。 たくさんの登場人物がいるけれど、中でも桃が一番好き。桃の生き方への憧れのもある。最近人生の勝ち負けを考えることがあったけど、勝っているように見える本人はそんなこと微塵も思っていなかったりして、結局ものさしは自分専用のがあればいいのかな、って。江國さんの文章にはなぜか雨を感じる、たとえそれが晴れの日の描写でも。決して寂しい雨じゃなくって、堂々と内にこもっていていいのだ、と、ちょっとわくわくもする雨。
読了日:2月28日 著者:江國香織


「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由 (ディスカヴァー携書)「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由 (ディスカヴァー携書)感想
いつまでこういうノウハウ本を読みあさっているのかと自分で呆れてしまいますが。著者のたゆまぬ努力には頭が上がらない、そんな本です。読んでいて強く思ったのは、著者には長年蓄積してきた専門知識があったから同時通訳者として活躍の場が多いのでは、ということ。本書の中で言ってますが、ただ英語が話せても、話す中身がついてこないと厳しい。最後の章の勉強法も参考になりました。
読了日:2月25日 著者:田代真一郎


遠い太鼓 (講談社文庫)遠い太鼓 (講談社文庫)感想
今更ながら読みました。1980年代に村上さんがギリシャをはじめとするヨーロッパを暮らすように旅した記録です。きっと今いっても同じお店はあるか疑わしいし、社会情勢も変わっているとは思うのですが、読み進めるうちに時代を、空間を越えて彼の経験を体感しているような気になってきます。おそらく私は彼の織りなす文章と相性がいいのか、読んでいて心地が良いし、各地の風や匂い、音を感じながら読めました。奥さんに関する描写も多く、他にもこんなに奥さんが出てくるエッセイってありましたかな?その辺りも興味深く読みました。
読了日:2月15日 著者:村上春樹


残穢 (新潮文庫)残穢 (新潮文庫)感想
会社の人に貰った本なのですが。なるほどなんども折に触れて同じ小説を読み返す彼が、私に、もういらないのであげます、と言った理由がなんとなくわかる気もする…。手許に置いておきたくない本…です。ドキュメンタリーホラー、という類のものだそうですが、なるほど唯のホラーではない。ある意味推理ホラーとも言えそうな気がする。気がつけば先を求めてページを捲る手が止まらない、が、あまりの恐ろしさに思わず本を置いてしまうことも。めちゃくちゃ恐かった。感染増殖していく穢れ…思わず読まない方がいいと言いたくなります。
読了日:2月14日 著者:小野不由美

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