トヨトミの野望by梶山三郎を読んだわよ

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小説巨大自動車企業 「トヨトミの野望 」by梶山三郎を読みました。
某日本を代表する愛知県にある自動車メーカー トヨ◯を彷彿とさせるお話でした。これ、完全にトヨ◯の話でしょ・・・。

トヨトミの野望by梶山三郎を読んだわよ

こんにちわっつあっぷ〜。

私は山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」に痛く感銘を受けたことがあります。こういう企業小説は結構好きです。

本書「トヨトミの野望」も企業小説です。企業の内情、人間模様を描いています。

事実は小説より奇なり、と言いますので、まぁ本書のストーリーもあくまで著者による作り話に過ぎないのでしょうが、それにしてもトヨ◯社もこんなことあったよね、というものばかり。

著者の梶山氏が経済記者(覆面作家ということですが)であるというところがまた、本書の立ち位置をよりノンフィクション小説よりにしているのではないでしょうか。

トヨトミという会社の名前を初め、登場人物の名前や、車種の名前なども、トヨ◯社のそれとわかるようなものばかりで、読んでいて笑ってしまうくらいでした。

とにかく、面白かった。

アメリカの陰謀と言われた以下数々のトヨ◯失脚への罠をモチーフにした事件をかわし、安心安全の代名詞として世界にその名を轟かし続ける企業の挑戦が力強く描かれています。

  • 小糸・ピケンズ事件
  • 2009年〜2010年の大規模リコール問題
  • 北米トヨタ自動車セクハラ訴訟事件

車好きな人、世界に挑戦し続ける日本企業に興味のある方には特にオススメの一冊です。

トヨトミの野望のチェックはこちらから

本書をさらに面白く読むためのリンク

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中部地方が、ある一冊の本の発売によって騒然となっている。『トヨトミの野望』--巨大自動車産業の闇を暴く、と銘打たれたこの本には、一体なにが書かれているのか。
http://biz-journal.jp/2016/12/post_17338_2.html
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 2009年から10年にかけて複数のトヨタ車に対して発生した「意図せぬ急加速問題」では、豊田章男社長自身が米議会の公聴会で証言した後に、アメリカの運輸省当局は基本的な自動車の電子制御に関する欠陥はなか...

https://ja.wikipedia.org/wiki/北米トヨタ自動車セクハラ訴訟事件