一昨日のエントリーに書いた選択理論
「人は行動を選んでいる、そうなりたくてそうしている」ということを学んできた、と書きました。
あれだけ読んでも、いったい選択理論ってなに?学ぶとどんないいことがあるの?
って話ですよね。選択理論を学ぶと多分、、、
「自分の人生は誰に操られるものでも、脅かされるものでもない!自分の人生は自分で満たすしかないんだ」
ということを理解して、
「自分の欲求や願望に真摯に向き合い、また大切な人との関係がよりよいものになり、より充足した人生」
を選び取ることができるようになるんではないか、と思うわけです。
「宿題終わらせないと、チョコパイ食べられないからね」
幼い頃にこんなこと言われたことありませんか?
選択理論では、こういう風に、叱って、物でつって人を動かそう、とすることは難しいと言っています。
そして、「他人は変えられない。自分なら変えられる。でもどこをどうやって変えるの?」
といった時に
「変えやすい部分と変えにくい部分があって、
変えやすい部分にエネルギーを使おう」
と明確に説明しているんだそうです。
変えにくい部分
自分以外の他人
「外的コントロール」で相手に働きかけようとしない。
たとえばわかりやすいところでいうと、「怒鳴る」とか「たたく」とか、「褒美でつる」とか。
ただし、「こうなってほしいな」と思うことはOK。
自分が生まれ持った基本的欲求の度合い
基本的欲求とは、遺伝子レベルで生まれ持った欲求。
「愛、所属の欲求」
「力/価値の欲求」
「自由の欲求」
「楽しみの欲求」
「生存の欲求」
の5つ。
10段階評価で自分の欲求レベルが計れたりします。欲求レベルが高いほどより強く求める。
このレベルは個性であり、変えることは難しい。
変えやすい部分
自分の思考と行為
「思考」と「行為」を選んだ結果が「感情」(楽しい、悲しいとか)と「生理反応」(涙が出るとか)
人の行動はこの4つの要素から成り立っていて、これを「全行動」と言っている。
自分の願望
選択理論では「上質世界」と言われています。自分が求めるものとか人とか状況、信条、信念のイメージ。
たとえば、「井川遥になりたい」とかそういうこと。
この願望へ到達するために、現実との折り合いをつけながら思考や行動を変えていく。
あるいは、この願望そのものを、現実との折り合いをつけて変えていく。
この「現実との折り合いをつけて変える」ことを選択理論では「創造性」と呼ぶ。
あーなったのも、こーなったのも、
全て自分の責任。。。
選んできたのは自分。。。
未来も選び取れるってことだ。。。
私の選び取りたい未来ってどんなだろう。。。
2日間選択理論をご指導くださったのは、選択理論エヴァンジェリストの渡邉奈都子さんです。
活動拠点は静岡だそうで、都内での活動はあまりないのでしょうか。少し残念です。
素敵な奈都子先生、ありがとうございました