両国・森下のカフェ『喫茶ランドリー』〜 自分なりの公共を作ることについて考えた

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両国駅と森下駅の中間にあるカフェ『喫茶ランドリー』に行ってきました。「どんな人にも、自由なくつろぎ」がコンセプトのカフェでした。カフェなんだけど、洗濯もできるし、裁縫もできるし、スペースレンタルもしてるし、フリマもしてるし・・・いろいろなことができるみたいで、そこで寛いでいたら、こっちまで色々なことをしたくなってしまいました!

自分でパブリックを作ればいい

『喫茶ランドリー』のオーナーの1人、田中元子さんは、「マイパブリック屋台」を引いて、無料でコーヒーを配り歩いていたことがあるそうだ。対価などいらない、人とコミュニケーションを取ることで、得るものは多い、と思っていたそう。

都会にはパブリック(公共)が足りない、とかねてより思っていた田中さん。行政がルールを作れば作るほど、誰のための場所でもなくなっていくパブリックに違和感を感じていたようである。それならば、自分なりのパブリックを作ろう、と行動しちゃうなんてすごいなぁ。

私、パブリックって行政が作るものだと思っていたので、感動してしまって。そうかそうか、自分なりのパブリックを作ればいいのか。ただ、田中さんのようにコミュニケーションで得るものを対価と考えられるのか・・・。

田中さんの『マイパブリックとグランドレベル』というまちづくりの本があります。とても興味深いので、自分なりのパブリックについてもう少し知りたい方はぜひ読んでみてくださいね。

それから、『喫茶ランドリー』のホームページはこちら。

http://kissalaundry.com/kissa.html

 

カフェスペース

まぁ、私の独り言など置いておいて、せっかくなので店内を少し紹介しますね。

写真の右側にもっと着席スペースあります。そして写真奥に人が座ってるの見えますか?こちらは、半地下スペースになっていて、なんだか隠れ家みたいでとても寛げそうなスペースでしたよ。

 

メニュー撮り忘れました。。。写真はチョコレートケーキ350円 コーヒー450円。
ドリンクを注文すれば、店内に食べ物持ち込みOKだそうです。子連れにはこのシステム嬉しいよね。

ランドリースペース

洗濯乾燥機が6台あって、洗濯と乾燥で650円らしい。洗濯代行もしているみたい。
手前のテーブルで、レンタルミシン200円、レンタルアイロン100円の使用も可。

ミシンウィークというものがあるらしく、子どもの登園バックなどをみんなで作るイベントもあるみたい。超楽しそう!

マーケットスペース

近所なのか、オーナーのお知り合いなのか、クリエーターさんの作品が並んでいました。
ピアスとかヘアゴムとかね。写真の左側はレジスペースで、先にお会計するスタイルでしたよ。

事務?スペース

レジの奥にカフェスペースではないスペース。多分ここでオーナーさんが事務作業とかするのかな。

可愛いお手洗い

お手洗いがちょーーーー可愛かったの。かつ清潔感もあって。
コンクリート打ちっ放しの壁に、天井はピンク。素敵だった。

子連れにも嬉しい、オムツ替えスペースがあるの。

子どもや子育て世代の居場所を作りたい

ここから、ちょっと今日喫茶ランドリーに行って、思ったことを。読み飛ばしてもらって構いません。

よく自分の子どもを連れて公園に行くんですけどね、公園って看板に色々な制約事項が書いてあるんですよ。ボール遊びはNG、この遊戯は3歳から6歳まで、とかね。

そういうのを見ると、

6歳以上の子どもの居場所って今どこにあるんだろう?
そろそろうちの息子も小学生になるけど、彼の居場所はどこになるんだろう?
鍵っ子になる?
塾に行かせる?
学童?
塾に行きたくなかったら?学童に行きたくなかったら?
小学4年生以上は学童卒業だよね?
中学生は?高校生は?
そう色々と考えると、放課後に行ける塾でもない、学童でもない、暗く寂しい自宅でもない場所って作ってあげられないのかな、とぼんやり考えてしまう。

感覚として近いのは「子ども食堂」かな。でもなんか違うんだよな。子育て中の親御さんにも来てもらいたかったりするの。

とか偉そうなこと言うけど、本当は自信ないし、どうしていいかもわからないし、行動力もない自分なんです。

でも、今日喫茶ランドリーに行って、コーヒー飲んでたら、こんなスペースがあるなら、あれもこれもどれもそれも!ってやりたいことがたくさん浮かんで来ちゃったなぁ。

『喫茶ランドリー』のチェックはこちらから

 

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