ティエン・ツォ著の『サブスクリプション』を読みました。
おおげさかもしれないけど、思考のパラダイムシフトしたい人におすすめ・・・かも。
なぜ読もうと思ったのか
転活で必要だったので読みました。
読んで良かった点、わかったこと
「サブスクリプション」と「定額サービス」の違いがよく理解できました。
サブスクリプションサービスは、顧客が使えば使うほど、より顧客好みのサービスになっていくサービスです。
顧客の利用状況によっては、ダウングレードや休止、再開を促していくことも顧客にとって価値ある提案となります。
ふ、と思ったのは、顧客を逃がしたくなくて、解約の仕方を必要以上にわかりにくくしているサービスもあるなぁ、ということ。顧客にとっての価値によりフォーカスしているのがサブスクなのかな・・・。
面白い話を聞いたことがありました。日本人は「完璧な製品が売られるべき」と考えている人が多い、という話です。
この著書の中では、サブスクリプションサービスは、「終わりなき開発が続くプロダクト」の誕生であるとも言っていました。顧客に使ってもらって、フィードバックをもらいながら、顧客にとって価値あるサービスに調整していく・・・。
サブスクってすごく素敵なサービスだけど、日本では生まれにくかったりするのかな・・・。
もう一つ印象的だったのは、サブスクには、斜陽産業という概念はなく、考え方、魅せ方次第で必ず顧客はいる、ところ。ちょっとわくわくしました。
この本を読んだ後にすること、したこと
ずっと気になっていた、おやつのサブスク、スナックミーを始めてみました。
届く前の好みの診断や、届いたおやつを評価したり、こんなおやつが食べたいとリクエストしたり、余ったおやつや気に入らないおやつは返品できたり、
自分好みにどう変わっていくのか楽しみ!
そして、サブスクってこんな感じなのかな、ってさらにサブスクへの理解を深められそうです。
スナックミーをはじめてみての感想やその中身を記事にしてみたので、ご興味あるかたは読んでみてくださいね。
また、こういうサブスクサービスの裏で顧客から集めたこういうデータがどうやって扱われているのか、にも今すごく興味が沸いています。