石倉洋子さん登壇「あなたもグローバルリーダーに」を拝聴して

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我慢って何ですか?

みなさま、いかがおすごしですか。

昨夜のことです。
「あなたもグローバル・リーダーに」という石倉洋子さんが登壇されたセミナーに行ってきました。
石倉洋子さんには
「世界級キャリアの作り方」という本を読んでから一度お会いしたいと思っていたのです。

生の石倉さんもとても素敵な方で、
無駄な肉は付いていないし、
その話し方は澱みがなく、
なによりパワフル!!
それでいてとても気品のある方…。憧れるなぁ!!

この日は、
グローバルリーダーになるにはどう行動していくか、
必要な資質をどう身につけていくか、というテーマを骨子に、
後半は参加者からの質問に答えられながらお話しは進みました。

簡単にまとめると…。

1. 自身のユニークさが鍵
プラスサムの誰でも勝てる時代。ORではなくANDで新しい組み合わせを探し、ユニークさで勝つ。
自分を置く場所、会う人を変えてみると、自分についての新たな発見がある。
そこからユニークさが生まれるはず。

2. 自分の意見を持つ
日本の外に出ると、年齢や性別、国籍、学歴、資格とは関係なく、“あなたはどう思うのか”を問われることが多い。
YesかNoか、好きか嫌いか、言えるようにしておく。日々”自分だったらこうする”とシミュレートして自分で決める
癖をつけて。ちなみに意見は途中で変わったっていい、割と許される。

3. すぐ行動する
準備が整ってないだとか、待ってたら体力もなくなる。
刺激の受け方も変わってくる。守るものが増えてやらなくなっていく。
いつやるの?今で(ry

4. アウトプットする
誰でも発信できる時代。
得られる情報は無限。昔学んだことをアウトプットして(捨てて)新しい情報を仕入れる。

5. 世界の潮流を体感する
ニュースなど情報のソースは広く持つこと。
日本のニュースだけ見ない。現場に行ってみる。なるべく人が行かないところへ行く。

6. 5つの力と基礎体力
現場力:現場を知る、自分の目で見る。2次情報を鵜呑みしない。
表現力:自分の意見を持ち、それをわかりやすく説明する力。
時感力:世界のスピードを感じる力、優先順位をつける力、マルチタスク力。
当事者力:批評家にならない。批評は誰にでもできる。
直観力:物事の本質を見極める力。
基礎体力:タフでなくちゃ。体力は一朝一夕ではつかない。運動を継続して続けることでつく力。
(ちなみに石倉さんは、筋トレ、有酸素運動、クロストレック(自転車のことかな?)など
運動は欠かさないそう。最近では合気道がお気に入りなんですって。)

質疑応答の時間に出た学生さんからの質問で、非常に興味深かったのが、
国際社会の中にみる日本人の特性についての石倉さんの回答。
我が我がと強烈な主張をする人々の中で、最後にそれぞれの主張を取りまとめているのは日本人だと。
日本人は多様を受け入れるのが得意にみえると。
これは数々の世界会議に出ていらした経験をお持ちだからこその答えですよね。

もうひとつ、現在35歳(と聞こえた)で、これからMBAを取ろう(留学しよう?)と思っている、年齢的に遅すぎるといったことはないか、
という質問をセミナー後のサイン会で個人的にされている方がいました。
石倉さんの回答は、そんなことはない、色々なケースがあるんだし、あなたがそのケースを作ればよいのだ、と
おっしゃっていました。
やらないよりはやった方がいいよな、とその答えを聞きながら、思ったものです。

最後に石倉さんは、

こういうセミナーに出ると聞いた直後はやる気になるんだけど、
しばらくすると忘れちゃうのよ、だから今夜ひとつ何かはじめて!
手を出してしまえばそこからはじまるから。

とおっしゃいました。

耳が痛い…。最近同じようなことを何度も聞く…。

それも大事だけど、
自分の意見を表現するのに、
話す、書く、
それを今のところ世界標準言語の英語でするとなると、

ほらやっぱり今年は英語なんだよ。

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