先日、地震予測地図の2017年度版が発表されました。
30年以内に震度6以上の地震が起きる確率は、東京都で47%。
子連れで被災した場合の対策を…と子連れ防災手帖 編:つながる.comを読みました。
目次
子連れ防災手帖byつながる.comを読んだわよ 災害が起こる前に読んで今のうちに対策をしておこう
こんにちわっつあっぷ。
本書は、2011年の東日本大震災で実際に被災された子連れ家庭、妊婦さん、女性の体験談を元に作成された貴重な本だと思います。
かなり高い確率で、大地震がまた起きるようなので、2011年の教訓から学ぶために、子連れの方、妊婦の方、女性の方には一度この本を読んでみることを強く勧めます。
個人的には、次の5つが大きなアクションリストとして浮かび上がりました。
避難バッグを準備する
以下全て取り揃え、避難バッグとして玄関に常備する。
現金、ヘルメット、携帯ラジオ、懐中電灯、ホイッスル、軍手、ウェットティッシュ(おしりふき)、衣類、水6リットル、非常用食品3日分(離乳食も)、携帯・スマホ充電器、通帳、保険証、免許証、保険証書、母子手帳、住所録コピー、連絡先(電話)コピー、ガム、ビニール袋、ライター、紙皿、紙コップ、ナイフ、缶切り、栓抜き、ばんそうこう、ガーゼ、包帯、三角巾、体温計、消毒薬、目薬、マスク、常備薬、メガネ、使い捨てコンタクト、紙おむつ、バスタオル、カイロ、抱っこ紐
保育園に再確認する
万が一親と連絡が取れなくなった場合に、子どもたちはどうなるか、を再度確認しておく。
両親の他に緊急時の引き取り手を保育園に報告していますが、そのうちの誰かが来るまで、子どもと一緒にいてくれるのか、など。
家族間のルールを決めておく
緊急時の家族内のルールを決めておく。
例えば、家族が散り散りになってしまった場合の集合場所を決めておく。また、集合場所で待つのは何時間、と決め、去る場合は伝言を残すなどのルールも決めておく。
役所に提言する
子連れは避難所で過ごし辛く、車中で過ごした、自宅で過ごした、という経験談がありました。子どもの泣き声が、走り回る足音がうるさいとのクレームが多いようです。
子連れや女性専用の避難所の設置も考慮してもらえないかダメ元で提言してみようと思います。
自宅をシェルターにできるようにする
避難所での生活に難を感じた場合に、自宅で過ごせるよう、自宅内の被害が最小限にとどまるようにしておく。
例えば、棚が倒れて通路が塞がらないような配置や、物がわかりやすいように収納しておく、など。