5歳と2歳を連れて、徳島は鳴門へ行ってきました。
旅行中はほとんど、子どもが行きたがった海そしてプールで過ごしましたが、大人だって行きたい場所はあるんです!
そうそれが大塚国際美術館です。
大塚国際美術館とは・・・
「大塚国際美術館」は、大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した日本最大級の常設展示スペース(延床面積29,412平米)を有する「陶板名画美術館」です。
館内には、6名の選定委員によ って厳選された古代壁画から、世界26ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製しています。それらは美術書や教科書と違い、原画が持つ本来の美術的価値を真に味わうことができ、日本に居ながらにして世界の美術館が体験できます。
大塚国際美術館ホームページ
そう、よく、
ポカリスウェットミュージアム、とか、
元気ハツラツ!オロナミンC美術館、
とか、
ミュゼ ドゥ カロリーメイト、
とかいわれてますよね。(言われてない。すみません。)
最近では、2018年末の紅白歌合戦で米津玄氏さんがLemonをうたった場所でも有名になったそうですね。
私にとってLemonは、流れ星 ちゅうえいさんのギャグでしか頭に残っていないのですが・・・苦笑
♪あの日の かな しみ ちゅうえい♪
子連れはベビーカーを借りよう
ここ、大人の足でも見てまわるのに3時間かかるとか言われてて、
子どもはまぢ耐えられないです!特に幼児は難しいと思われます。
こちら、ベビーカーの無料貸し出しがB3階でありますので、ベビーカーはマストで借りることを強くお勧めします。
5歳については、本当は「ベビーカーは4歳までの貸し出しとなっておりますが・・・」と言われてしまい、
一旦あきらめかけたのですが、受付の方が「お母さまがよろしければお貸出しできますよ」とおっしゃってくださったので、お言葉に甘えて借りました。
借りてよかったこれまぢで。とてもじゃないけど子どもが自立歩行で美術館内を歩けると思えない・・・くらい、広かった。
見学中は、「帰りたい」、「まだなのか」、「早く」と子どもたちにぐずられましたが、
「そうだよね、今出口探しているからね~」とか、「うわ〜ガイコツさんがいるよ〜」、「うわ〜鬼さんだねこれ〜」などなどと、子どもの興味をそそるような絵では興味を引き、出口が分からず迷ってる程でだましだまし、とにかく大人が見ておきたい絵のところだけを巡れるよう、駆け足でまわりました!
おかげで1時間30分、なんとか耐えてくれた子どもたち~。グッジョブグッジョブ~。
レプリカだけど素敵な絵画たち
さて、心惹かれた絵画たちを少しご紹介しましょう。
ミケランジェロ 『システィーナ礼拝堂天井画』 (本物はバチカン市国 バチカン宮殿内)
ボッティチェリ 『春』(本物はフィレンツェ ウフィツィ美術館)
レオナルド・ダ・ヴィンチ 『モナ・リザ』 (本物はパリ ルーヴル美術館)
ルーベンス 『三美神』 (本物はマドリード プラド美術館)
1630年代後半に描かれたようで、そうか、この時代はこのような肢体が美であったのかと思うと、私もこの時代に産まれていたらモテてモテて仕方なかったんだろうな、って思った。おい笑
フェルメール 『真珠の耳飾りの少女』(本物はハーグのマウリッツハイス美術館)
アルチンボルド 四季 『冬』(本物はウィーン美術史美術館)
ルノワール 『アルジェリア風の衣装を着たフルーリー嬢』(本物はアメリカ クラーク美術館)
ゴーギャン 『黄色いキリスト』(本物は、ニューヨーク オルブライト=ノックス美術館)
ミレー 『オフィーリア』(本物はロンドン 国立美術館テート・ブリテン)
ジュール・シェレ 『大地』(本物はニース市立美術館)
ムンク 『叫び』 (本物は、オスロー美術館)
ピカソ 『ゲルニカ』(本物は、マドリード ソフィア王妃芸術センター)
ハンス・ホフマン 『春分』(本物は、カリフォルニア大学バークレー美術館)
お庭も素敵です
よくお手入れされた芝!爽やか過ぎます。どこかのお城と見紛います。
モネの『睡蓮』を模した御池があります。ちょうど睡蓮の花が見頃でした。
ちなみに駐車場は
こちらの美術館は駐車場が離れた場所にあります。
駐車場から美術館まで送迎してくれるバスが5分に1度ありますので、ご安心ください。
バスが来るまで屋根のある待合室で待つこともできますので、暑さや雨天でも安心です。
ゆっくり見られる時間帯
おそらく9:30の開館と同時の朝一が最もおすすめかもしれません。
私が行ったのは、日曜日の朝10:00頃でした。
10時にもなると観光バスが続々と乗り入れ、団体さんがどんどん到着します。
団体さんが一つの絵の前でガイドさんの説明を聞いている間など、その絵を見たくてもなかなかゆっくり見られません。
なので、団体さんが来る前に先陣を切るのが吉と思われます。
最後に
子連れだからとあきらめずに行ってよかった大塚国際美術館。
子どもたちの潜在意識にも残ってくれているといいなぁ。